スマホの電池切れが心配? モバイルバッテリーの選び方と注意点

今や私たちの生活に欠かせないデバイスとなった「スマートフォン」。

そんな皆さんが一番恐れているのが、電池切れでしょう。

外出先でついつい夢中になりすぎて、いつの間にか10%を切っていたなんて経験もあるのでは?

そんなときに重宝するのが、モバイルバッテリーです。

モバイルバッテリーとは、デジタルデバイスを充電できる携帯充電器のこと。スマホにタブレット、携帯ゲーム機やモバイルルーターなど、充電可能なデバイスは多岐にわたります。

通勤・通学や出張、旅行時などに必携のアイテムで、常にカバンに忍ばせている方も多いと思います。

今回は、モバイルバッテリー選びのポイント「バッテリー容量」「製品サイズ」「端子(ポート)」「急速充電」「同時充電台数」と注意点についてご紹介いたします。

 

<モバイルバッテリーの選び方>

 

・バッテリー容量
バッテリー容量とは、モバイルバッテリーにおける「電池容量」のことです。

「mAh(ミリアンペアアワー)」で表すのが一般的で、「1分間に給電できる電気量」を指します。

原則として、大容量のモバイルバッテリーほど、たくさんの電気を蓄えられます。

スマホの充電可能回数は、バッテリー容量に依存します。

具体例として、iPhone13のバッテリー容量は3,227mAhです。

これにバッテリー容量10,000mAhのモバイルバッテリーを使うと、単純計算で約3回分の充電が可能ですが、実際はバッテリーの自然放電や電圧変換ロスを考慮すると、実は全体の6~7割ほどしか充電できません。

参考例として、10,000mAhクラスのバッテリーならMAX6,000~7,000mAh。

つまり、iPhone13のフル充電で、約1.8~2.1回分に相当します。


・製品サイズ
モバイルバッテリーは通常、使いやすさや携帯性を重視して設計されています。

最近はコンパクトながらバッテリー容量の大きいモデルが増えていて、荷物に感じることもなくなりましたが、大きさ・重量の感じ方は人それぞれです。

製品仕様を細かく確認し、持ち運びやすいサイズ感のモデルを選びましょう。


・端子(ポート)
「USB-C」があることが重要です。USB-Cは最近のスマホやパソコンなどで主流になっているもので、多くの機器はこのUSB-Cのケーブルで充電します。

また可能であれば旧タイプの「USB-A」もあるとワイヤレスイヤホンなど他の機器も充電できて便利です。


・急速充電
一般的に、2A以上の出力仕様のものを指します。モバイルバッテリーも急速充電に対応しているものが存在します。充電対象のデバイスはもちろん、ケーブルも急速充電に対応するか確認してみてください。

最近では、USB-PD規格(Power Delivery=パワーデリバリーの略)が普及しており、スマホやパソコンも対応している機器が増えています。以前なら数時間かかった充電が、PD対応なら半分以下で素早く充電できるのです。

デバイスに送る「電力(W)」は「電圧(V)×電流(A)」で計算できます。

充電電圧が5Vで2Aの場合は最大10W、5Vで3Aの場合は最大15W、9Vで2Aなら最大18Wを給電できるため、結果的に充電スピードが向上します。


・同時充電台数
モバイルバッテリーは、出力ポート数(一度に充電できるデバイス端末の数)で選ぶのもおすすめです。
一般的に、バッテリー容量の小さいモデルは1~2ポート、大容量モデルは2ポート以上を備えており、複数ポートを備えるモバイルバッテリーは、最大出力数・合計出力数(同時充電数)があらかじめ決まっています。
製品仕様を確認しつつ、どのデバイスを最大何台まで充電できるのか、計算してみましょう。

 

 

<モバイルバッテリーを長持ちさせるコツ>

 

・電池を使い切らない
モバイルバッテリーの電池残量は、使い切らずに、少々残した状態(最低でも10~20%程度は残した状態)になったら、充電するようにしましょう。電池は消耗品なので、使い続けると徐々に劣化が進みます。

 

・バッテリー残量が0の状態で保管しない
モバイルバッテリーの残量がない状態で放置することも避けましょう。電池の残量がない状態で長期間放置すると「過放電」状態となり、モバイルバッテリーに負担がかかります。

一方で、充電が100%の状態で放置するのも過放電と同様にバッテリーに負荷がかかるため、注意が必要です。やむを得ず長期間放置する場合は、バッテリー残量が50%程度を目安に調整しましょう。


・高温、高湿の環境下を避ける
モバイルバッテリーに搭載されるリチウムイオン電池の劣化は、充放電する度に電気を流す役割を持つリチウムイオンが化学変化して減少することが主な原因となりますが、45度を超える高温下では、このリチウムイオンの減少ペースが加速し、劣化を早めてしまいます。
直射日光のあたる場所や自動車の中といった高温状態になりやすい場所での保管及び使用は避けましょう。


・充電の回数を減らす
モバイルバッテリーに搭載されるリチウム電池の一つの特性として、寿命がありますが、実は「約500回」の充電回数で寿命を迎えます。

寿命がきたバッテリーは充電能力がだんだんと劣化していき、新品時の満充電容量値まで充電することが少しずつできなくなっていきます。

そのため、無駄な充電回数を減らせば、その分モバイルバッテリーを長く使用することができます。

 

 

<モバイルバッテリー取り扱いの注意点>


・PSEマークは必須
2019年の法改正後、経産省が定める電気用品安全法という法律で、モバイルバッテリーも定義された技術基準を満たすことが必須となり、その基準を満たしたものはPSEマークを付与することができます。モバイルバッテリーは信頼できるメーカーの製品を選びましょう。


・膨らんだ状態のバッテリー
一般的なスマホに入っているような平べったいリチウムイオンバッテリーは経年劣化で膨らむことがありますが、これはバッテリーの特性上、問題ありません。

しかし、膨らんでいるということはある程度の使用期限を過ぎている可能性もあるため、使用するのを止めて、買い替えた方がおすすめです。


・使用中のバッテリー温度
通常動作において、モバイルバッテリー自体を充電または他の接続機器を充電している時は製品本体の表面温度が温かくなるのは普通です。

しかし、持っていられないくらい熱くなった場合は、すぐに使用を止めてメーカーに問い合わせるようにしましょう。


・飛行機の持ち込み制限
一般的には、電力の低いものでしたら手荷物に入れて、機内に持ち込むことはOKです。

しかし、預け荷物として持ち込むのは、どんなモバイルバッテリーも全てNGです。
リチウムイオンバッテリーは揮発性で引火の可能性があり、他の電池種類より、エネルギーを持っているものなので、貨物室において荷物同士等で強い圧力が加わったりすると発火する可能性があるので気を付けましょう。


外出時や家の中でも、好きな場所で自由に充電できるモバイルバッテリーは今や私たちの生活に欠かせない必須アイテム。正しく使って便利に使いこなしたいですね!

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今後も新しいラインナップが登場予定ですので、ぜひお楽しみに!